独断と偏見の漫画100選/0063-064

昨日から半徹で『屍鬼』一気読みしたぜ。イェー。頭モウロウで屍鬼状態に。
何の予備知識もなしに読んだので楽しめましたわい。
え〜、死んじゃうの?え〜、生きちゃうの?と、常識に囚われない展開がスバラシイ。
っつーか、予定調和を求める人はジリジリとした脳内疲労が体験できます。

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063『監督不行届』安野モヨコ
064『超少女明日香和田慎二

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063『監督不行届』オカキョンのアシさんだったとは知らなかったっす。
働きマン』は、まだ連載中ですので、って自分で縛り入れて意味あるかなあ。
とある雑誌のインタビュー記事で「安野」は「安野光雅」リスペクトとの事でへー、と思った。
その後とあるファンサイトを見てると、「モヨコ」はドグラマグラからだそーで更にへー、へー。
最初に結婚話を聞いた時は「どこに接点が?」と不思議だったけど
ヲタ同士、幸せな関係はうらやましい限りです。
『監督不行届』、タイトルがやっぱ、太ミン長体です。やっぱり!で、壱話、弐話・・・最終話。
最初のヲタ嫁修行は、諸星制覇なんて、そーなのか。そーだよな。
巻末の用語解説、必要でない自分は・・・。カントクとモヨコ氏の中間の世代だからなあ。
それはともかく、安野サイト、目眩がするほどゴージャスなんでぜひ。
http://www.annomoyoco.com/
そして庵野サイトに『監督不行届』の訂正が!そして7刷では更に完璧に修正されてた。
http://www.gainax.co.jp/hills/anno/news.html
あったなあ、艦長代理!あれ?守さんの艦の名前って何だったっけ?気になる〜。
・・・おぉ、そーだそーだ、ゆきかぜ!(←ぐぐった。これもウィキペディア情報。すげー。)


064『超少女明日香 ちょっと意識的に和田慎二は避けていたのだが。
でも面白かったよな。小学校の時はおっかけ(=単行本を片っ端から作家買い)してたし。
短編の朱雀家の話とか、『あさぎ色の伝説』とか、アリスの話とかも面白かったよな。
でもケーブルテレビでちらっと見た『スケバン刑事』のOVAみたいなアニメのヤツは、
引いてしまった。あそこであーゆーシーン入れるんですかい?純子死んでも死に切れん。
あと、間違えて『緑色の砂時計』を買っちまった時もなんじゃこりゃだったし。
なんかねー、意味のあるエロだと許せるけど、欲望系エロを同列に持ってくるのはちょっと・・・。
最近は原作で作画は別の人、という作品もあるよーですが。内容はチェックしておらぬ。
それはともかく『超少女明日香』はセーラー服超能力モノです。シャワーシーンとかあります。
シャウウウーンと、分身します。(『不条理日記』のネタにもなってた。)
あー、違う話だけど『怪盗アマリリス』も面白かったよ!まさかのマジックマッシュルーム。(ちがう)

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『監督不行届』にちらっと出てたガッチャマンの切手、その後マジンガーZガンダムまで
出たんだよな。そして、切手ならではの美麗6色印刷。美しすぎる!!
自分がヲタである事を知られてない集まりで、うっかりガッチャマン切手の出来の良さを
力説しちゃったもんだから、周りの人々に微妙に引かれた事があったなあ・・・。
ありゃー、九里一平の作画ではないと思うぞい。あの冷静な線描は郵政局のトレスの人だろうか。
しかし、どれもこれも郵便局で目につくたびに買ってたにもかかわらず、すぐ使っちまった。
25年前なら、狂喜乱舞で10枚くらい買って永久保存版にしてたところだ。
請求書送付とかにあっさり使っちゃうのは、オトナになった証拠か・・・。


オトナになったといえば、安彦ガンダムも冷静に受け止めておる。
本屋の平積みで「CLANP絶賛!」とかオビに書いてあったけどね。
リアルタイムで毎週テレビにかじりついてファースト観て、(まだビデオは高嶺の花だった)
ビデオテープ@5000円の時代に再放送を必死で全話録画して(ようやくビデオデッキが20万切った)
なけなしの小遣いをつぎこんであのチョー高いガンダム全集を直販で全巻揃えたもんだがね。
あの頃安彦ガンダムが出てたら(ありえないが)即買いだっただろうなあ。
そのうち漫喫で読むべ。オトナだ!いや、ほんとのオトナは買うか。ただのビンボーか?