『NHKにようこそ!』を読んだ。

ん〜ん〜ん〜。なんだこれは。
何か感想を述べる前に、まずこの人の1作目から読まないといけないのか?要予備知識か?
あまり内容を知らずに読んだ感想としては、はっきりいって何も起こらないはなしだ。
セカチュー」同様、ネーミングの勝利ぢゃねーの?作者は「紅白見て思いついた」という
話だが、編集者の入れ知恵かと思ったよ。あと、表紙の絵も多大なる勝利要因。
何も起こらないのが新しい、とゆーことか?しかし、アニメやら漫画やらの内容見たら
さっくり無難な面白そーなお話に作り変えてあったし。王国カットだし。それでいーのか???
こっちがひねくれてんのかもしんないが、思わず『桃尻娘』とか『共生虫』とかと比べて、
・・・比べちゃいかんのかなー。「合法」強調もなんだか。現実の方がえぐそーだし。
それと、なぜに『ゾフィーの世界』?M78の頼れるにーちゃん?日本放送協会出版だからか?
ひとつ、お得情報は、あえてのタブブラウザはこーやって使うのか。とゆーことでした。


『中国の壺』も読んだ。なんとゆーか、こっちも単なる妄想の羅列でシンクロにびっくり。
『食欲魔人』は大昔に読んだ記憶があるけど、基本構造は同じで資料調査がより深く、
内容が綿密になってるという形で進化すると、こういう不思議な感じになるのか。
笑う大天使』も『メイプル戦記』も未読なんだけど、同じ構造なのかなあ。


ほんとに、何を期待して読書するかによるんだよな。
時間のない中、限られた冊数を読む人間としては、やっぱ職人技を堪能したい訳さ。難しいな。
でも見透かされたエンターテイメントでは満足できないし。良い方に裏切ってもらえると、
「ああ、面白かった〜。この本読んで良かった〜。」と至福の状態になれるんだがなー。