『レミーのおいしいレストラン』観た。

仕事忙しいんぢゃなかたっんかい、自分。と思いつつ、ナリユキで観た。
いやー、かなり良かったよ?ピクサー、ここまで来たのか。技術の進歩に
びびりましたよ。「どーだスゴイだろー。」の段階を軽く超えてる。
レミーっつーのがネズミなのはOKだよね。ネズミのモブシーン、一切の
手抜きなし。画面の端から端まで神経が行き届いておる。すげえ。
それから洋服の質感、髪の毛、ネズミの体毛、パリの街並み、全てが現実以上。
ニモで発揮されてた水の表現も更に進化。ネズミの視点がすごくて、ほとんど
体感モノとみまごう迫力なり。
最後の『焼きたて!!ジャぱん』的リアクションには爆笑してしまったがな。


原題は「ラタトゥイユ」。でも邦題の方が良いと思うめずらしいケースだと思うよ。
だってあまり重大でないにしてもネタバレぢゃん?
主人公が唐突にラタトゥイユに関して語り出したけど、「なぜいきなり?」と違和感
だったが、原題だからなのかね。「ラット+タトゥー」だそーな。
うーん、これって「ねいてぃぶさん」はHAHAHAと笑えるのかしらんね?わからん。
なんか、ピクサーの感覚って、軽くて無難なんだよな。トイストーリーの改造おもちゃは
確かにえぐかったけど、レストランにねずみという取り合わせ自体、えぐいといえば
えぐいんだけど、宮崎アニメのようなズガンと来るものには欠けるんだよな。自分が
日本人だからなのかなあ。やっぱりディズニーの呪縛があるのかなあ。惜しいなあ。


本編上映前に、ピクサーの短編作品である『リフテッド』も観れてお得でしたー。
これもオチがイマイチだけど。技術はすげー。完璧な絵と動きだ。
それにしても、上映前の宣伝の多さはどーにかならんかの。