犬夜叉が終わっていた。

いけさんサイトで知ったのだが、サンデーで犬夜叉が終わっていたのか。
ちっとも見てなかったけど、12年すか。うわー。そして、連載当初から
「炎トリッパー」みたいな話やのう、と思っていたが、ラストも同様。
作者インタビューで「好きだー!」発言があったけど、12年膨らませる
ってすごいなあ。
をや?「18で嫁き遅れ」発言まで踏襲されてたのか。で、現在53巻??
全54〜55巻て感じなのかなあ。漫喫で一気読みとかできるボリュームでは
ないな・・・。


そ−いや、数日前に例の騒ぎについて日記を書いてたのに、翌日見たら消え
てたのだが、寝ぼけて単純にアップボタンを押し忘れただけでしょう。
漫棚さんサイトで紹介されてた、某有名マンガ家アシスタント出身作家さん
の小説。についてをアップしたつもりであった。
http://book.geocities.jp/monene39/novelmangamiti.html
小説形態は取っていても、容易に個人名が特定できるリアルな内容と、あま
りの面白さについ一気読みしてしまって、その日の作業が進まなかった事よ。
この方の人間関係に対する気配りが若干繊細なのでは?という部分を差し引
いても、この環境はかなりキツイわ。目の前で褒められても、額面どおりに
受け止めると痛い目に遭うし、誰が周囲にいるかでそこまで態度を変えられ
たら、疑心暗鬼で深読みしてしまうのもわかるしなあ。
どんな世界でもこの手の事はあるけど、ほんとに過酷な業界だわ。


ぶっちゃけ、これを読んで青木雄二氏のイメージに整合性がとれたのは確か。
以前SPA!のインタビューですげーイロモノ扱いされてて、このライターが
分かってねーんじゃねーの?と思っていたのだが、確かにご本人はそういう
感じの人だったのかもしれない。
猥雑感の中に混じる、知性のきらめく部分は、この小説で言う「谷さん」の
存在なしにはありえなかったかもしれない。
でも一読者としては、「あしたのジョー」のラストのように、舞台裏を知った
からといって、その漫画が面白い事に変わりはないので、どこまでが作者の
オリジナルか、なんて事には頓着しないのである。
とはいっても、西原漫画でも感じるが、編集者の高学歴さには、やっぱゆがみ
があるように思う。コントロールされてるのか、誰がやっても関係ないのか。
芸能人とプロダクションとか、画家とキュレーターとか、それは昔からそういう
ものなのか、新しい形が生まれるのか、それで作品が面白くなるのか、うーむ。
(あれ?キュレーターは違うか?賞賛する人だから。画廊の人?)