山田悠介が成立する理由。

前から小栗旬の顔を見るたびに、何かひっかかってたのだが、今見た
CMで、口元が坂本龍一と判明。ちょっとスッキリ。


リアル鬼ごっこ』は、話題になってたころ、どんな話やろ?と思って
たまたまDVDを見て、なんちゅーか、すげー、脳みそが整合性を求めて
煮えたぎる衝動に駆られたのだが、アマゾンの書評とかでもボロクソだ。
で、たまたま『8.1』のゲームの方を読んだんだが、これがまた。
なんか、ブラックジャックによろしくの人の命がうんぬんで感動させよう
とするのがどーとかみたいな批判があったが、それどころぢゃないぢゃん!
まあ、厨房には受けそうな話だけどなー。
ぐぐってみたら、山田悠介ってめっちゃ量産してんのね。で、めちゃ売れ。
で、書評ではたたかれまくり。
結局セカ中のように、題名と装丁とキャッチーな設定と宣伝で売れる、と
いう構図みたいだが、さすが自民党が長年政権取ってるだけあるなあ。
読書の動機というか、読書に求めるものは人それぞれだけど、出版社には、
内容より売れればOKみたいな事情もあるのであろう。
その利益が回り回って、売れないけど良質な本のために活かされてるんなら
存在意義があるんかなと思うが、そんな事なさそうだしなー。
とりあえず、ここまで叩かれてるって、一体どんな内容?という好奇心で
読む人が『リアル鬼ごっこ』の時点ではかなりいたようだが、ネットの情報
が売り上げのプラスに働くのか、マイナスに働くのか、テレビでやって書店
で平積みという資本力を用いれば、ネットの評判なんてどーでも良いから
ある程度売れちゃうのか。


しかし、うーむ、ひどい。と思わず言いたくなる力ってのは、一種の才能
なんでしょうかねー?黙殺できない時点で嵌められてる?
しかし、この手の話を喜んで読む子って。うーん、偏食しないで、もっと
色んなもの読め!と言いたくなるが、年寄りのたわごとか。


追記
をや。原作と映画は、かなり変えられているみたいっすね。
だからといって、原作読む気にはならんなー。