独断と偏見の漫画100選／0017-020

昨日、スーパーを歩いてたら、おばちゃんに呼び止められ
「この明太子、生で食べられますか？」
・・・って、何でそんな事おれに聞く？？とハテナマークが点滅しつつも
「要加熱って書いてないし、大丈夫じゃないすか？」と答えたら
「やっぱりあそこの店員さんに聞くわ。」
・・・って、じゃあ、最初っからそうしろよ！声かけんなよ！
そんなに気安いか？
派手なTシャツきてメット持ってぶらついてんのって、声かけたくなるのか？
それとも、これくらいの頻度で知らない人に声かけられるのって普通なのか？？

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017『栞と紙魚子シリーズ』諸星大二郎
018『陰陽師』岡野玲子　原作／夢枕獏
019『彼氏彼女の事情』津田雅美
020『まんが道』藤子不二雄

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017『栞と紙魚子シリーズ』諸星先生、がんばって少女マンガしてます。
基本的には短編の積み重ね。途中から読んでも大丈夫。
ちょっと、面白い話とそうでもないのとバラつきがあるんですが
面白いのはすごくすごくすごく！出来がいいので、やっぱりお勧め。
栞と紙魚子という女子高生２人組の話ですが、
少女マンガにしなければ、という涙ぐましい努力が見えつつ
（「ケムタク」にはワロたー！）
稗田礼次郎がどうしても湧いて出て来るのが嬉しいっす。
めちゃくちゃに本好きの人は深く共感するネタがふんだんにある。
「紙魚」が何なのかしばらくわからなかった自分は、修行が足りんですね。
バベルの図書館行きて〜。精神と時の部屋・1G仕様でよろしく。

018『陰陽師』貸してくれた友達に感謝！漫喫ぢゃとても読み切れませんわ。
完結しました。ずーと昔、ブルータスの表紙にご夫婦で出てた事が。
あの頃連載始まってたから、何年経ってるんだ？火の鳥ほどぢゃないか。
祖父江装丁が素晴らしいっす。
うーん、これもさくっと理解できない自分が馬鹿じゃないか？と悲しくなる本。
夢枕獏の原作本で補完されるのか？なんか、アマゾンの書評見ると楽しそうなんですが。
あらま、アマゾンの書評ではやっぱ岡野版8巻以降の評価が分かれてた。
だって巻末の夢枕獏解説、マンガ本編より数倍難解なんですけどー。
んー、よくわかんなくても、わーい、キレイな絵！とアホっぽく楽しむのもアリとしよう。
最後らへんで時空を超えたとこに、いきなりリンクしててビックリです。

019『彼氏彼女の事情』えーと、少女マンガです。　
格闘系少年マンガで言うところの「強さのインフレ」現象と同じ系統の
「美のインフレ」現象が修学旅行で起こってます。
昔、漫喫でたまたま読んで、まだ連載中だったんで「また完結してから読もう」
と保留にしてたら、庵野アニメになっててびっくり。
ウィキペディア情報によると庵野降板宮沢雪野パンチラ原因説ってまじですか？
結局、この前完結してから漫喫で最後まで読んだ。
最後らへん、お母さんの説明がつじつま合わせっぽくなってちょっとなあ。
ブラック有馬以降、宮沢はっちゃけぶりがいささかトーンダウンしたのが残念。
だけど、宮沢家のほっこりぶりはナイス。少女マンガOKの人、面白いっすよ。

020『まんが道』２人でがんばるっていいなあ、とうらやましくなる。
定番の『ドラえもん』や『魔太郎が来る！！』とか読んでも
相性が悪いのか、あまり、「すげー！」と感動までいかなかったけど
『まんが道』は、「ええ話や〜」とじーんとしたです。
２人の出会いからはじまり、高校進学、紆余曲折あり上京、と
夢に向かって一直線。挫折があっても２人で乗り越えていく。
トキワ荘の様子や、当時手塚治虫がどんな存在だったか
編集さんとまんが家さんの関係など、とても興味深く読めるです。

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やっぱり記憶が曖昧なところがあって、でもネットで調べられるんで便利〜。
そして今日も漫喫へ。仕事してねぇ。