独断と偏見の漫画100選/0025-028

昨日忘れてたけど、エヴァ九話みた。
加持いきなりエロすぎ。アスカ乳見せ過ぎ。本放送って何時からやってたんだ?
あと、あの妙なエアロビペアルックに、ぷぷぷ。あの頃あーゆーの流行ってたっけ?
そしてダブル犬神家はやりすぎでしょー。
62秒もなー、あんな倒され方では使徒がかわいそうになったりして。
拾話は前にみたけど、またみた。
弐号機が落ちかかるところをつかまえた壱号機の顔が妙にかっちょよすぎるんですけど。

                                                                                                                                                    • -



025『キャプテン』+『プレイボール』ちばあきお
026『なんとかなるでショ!』江口寿史
027『海の天辺』くらもちふさこ
028『五5の龍』つのだじろう

                                                                                                                                                    • -



025『キャプテン』+『プレイボール』 一度手に取ると、やめられない、とまらない〜♪
かっこいいヒーロー、出て来ません。魔球も、応援するかわいい女の子も全く出て来ません。
とにかく努力。具体的にどうすれば強くなるか、とにかく努力。
これだけの努力は普通できないと思えば、その部分がフィクションと言えるのかも。
試合シーンも緩急の付け方がナイス。某野球マンガ見習え。
『キャプテン』は、最初は谷口の出世魚物語なのかと勘違いするけど、
見事に裏切ってくれます。「おぉ、だからこの題名なんだ!」と目からウロコの構成。
『プレイボール』は、やっぱり知りたい谷口のその後のはなし。
指の怪我で一度は野球を断念するも、見事な伏線で「そう来るか〜」と、うなる事必至。


026『なんとかなるでショ!』 パイレーツもひばりくんもいいけどね。
マンガを描かないことで有名な漫画家というすごい立ち位置です。
『すすめ!!パイレーツ』の途中からリアルタイムで読んでましたが
最初のカラーページの取り乱し方(初々しさ?)から、
どんどん売れっ子作家さんになるも、徐々に白いワニ状態に。
で、絵はめちゃくちゃ洗練されていく訳で。
『ストップ!!ひばりくん』や『エイジ』は悲しい事になってましたが
『なんとかなるでショ!』 は、短編集で、めっちゃくちゃ面白い!
濃いキャラが目白押しです。
そして満員電車ネタが秀逸です。これ読んだ時、天才!って思ったです。


027『海の天辺』ツンデレ教師と純粋少女の奇跡のはなし。
中2少女と中学校の先生という禁断カップル・・・といっても、そこは天下の
くらもちふさこなんだから、ただの下世話な話で終わる訳がありませんぜ。
中2少女の、あの時期特有の大人へのアコガレにはじまり、アコガレのまま
相手にされないで終わるかと思いきや!実寸大の恋愛に発展する奇跡の話なのだ。
なにゆえに『海の天辺』なのか、タイトルも素晴らしい!
絵柄も、文字通りの少女マンガから、ひと味抜けた独特の線になった時期です。
(同級生の太っちょ君とか、絶対少女マンガのキャラには見えない。)
最近の『α』や『月のパルス』はお話は相変わらずすごいですが
絵柄はちょっと荒れてきたのかな、と、ちと不安ですがー。


028『五5の龍』つのだじろうアレルギーの人、だまされたと思って読んでみそ?
トキワ荘出身(住んでなかったけど)、オカルトマンガで一世を風靡したつのだじろうですが、
なんか、マンガ好きの方々には、違う人が描いたキャラとか平気で混じってるからか
絵にクセがありすぎだからか、リスペクト指数が低いように感じられますがー。
『五5の龍』は、将棋マンガです。作者自身有段者で交流も広いので
奨励会の内情や、実践的な棋符、強くなるための方法、実在の名人や将棋の歴史など、
実に盛りだくさんの内容。羽生名人もリスペクト。
手っ取り早く将棋に関する知識が欲しいと思ったら、これを読むとよろし。
ただ、キャラはねー、主人公は好き嫌いでいえば見た目も性格も思いっきり嫌い寄り。
女の子も恐怖系か、「うーむ、後一太郎の父母を描いた人では?」と思われるキャラとか。
そのへんを差し引いても、一読の価値有りです。ほんとです。(しつこいか。)

                                                                                                                                                    • -



いまだに悔やまれるのが、小学校の時に『巨人の星』を読みのがしたこと。
4年生の時に、新設の学校に移り、翌年真新しい児童館ができて、
ガラガラの本棚になぜか『巨人の星』全巻がびしっと揃っていた。
地元の野球好きのおっちゃんが寄贈したのかなー、と思うが
別にこどもたちが取り合って読むでもなく、放置状態だったんだよなー。
どうせヒマだったんだから夏休みにでも1週間ほど通って読どきゃなー。ちっ。