独断と偏見の漫画100選／0033-036

ATOKキター！
きっちり14日のアサイチで来ました。
さっさとインストールして、いざ使うと、すでに手がことえりに慣れてるし・・・
ムキー！微妙なところで、記号とか、カタカナ変換とか、キーが違うのがうざー。
また慣れるまでイライラすんな、こりゃ。
でも文字パレットで、各フォントの形が確認できるのは、便利だな。

エヴァ拾壱話みた。
ゲンドウと冬月のバケツに水は、やっぱ笑える。
今回の使徒もキモッ。目から溶解液かよー。だくだく。

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033『アドルフに告ぐ』手塚治虫
034『エロイカより愛をこめて』青池保子
035『蟲師』漆原友紀
036『原色日本行楽図鑑』山上たつひこ

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033『アドルフに告ぐ』　こういった話は他の誰にも描けないと思う。
戦中戦後の３人のアドルフをめぐる話。ベルリンオリンピックに始まり、
神戸とドイツと、そして最後にパレスチナに飛ぶ。
権力側が反抗分子を追いつめる非道さは、『一輝まんだら』などでも繰り返し描かれてます。
戦中の特高や、戦後の赤狩りなど、やっぱ、知っておくべきっすよね。
週刊文春に連載だったので、ちょいとおやじが喜ぶ設定もあり。
しかし、『アドルフに告ぐ』が凄いのは、最後にパレスチナに行くところですわー。
ヒットラーは滅びた、で終わらず、ナチスが倒れて次に何が起こったのか。
大学の時リアルタイムで読んだけど、その時は最後の部分はあまりピンとこなかったのだ。
もし手塚治虫が9.11を見ていたらどんな作品が生まれていたのか、読みたかったなあ。

034『エロイカより愛をこめて』少女漫画嫌いの人、最初はがまんがまん。
終わっては・・・いないのかな？番外編のみ継続か？
記憶が曖昧なところをサイトで調べてたら、ジェイムズ君が
ジミーペイジだった事が判明。知らなかったー。あんまりだー。
それはともかく、最初はどろぼうの話だったのが、
だんだん東西冷戦のシリアスな要素が増して来て
「ほんとに少女漫画？？」という内容となってます。
仔熊のミーシャって、モスクワオリンピックのマスコットだったんだよな。
ベルリンの壁崩壊以降、続きがどうなったのかチェックしてなかったなー。
関係ないけど、少女漫画にありえない緻密なNATOとKGBの攻防、
そしてやおい風味、って、高村薫と共通項があるよーな。どうでしょ？

035『蟲師』寡作な作家さんの結晶のような話。
ウィキペディア情報／2007年春には監督大友克洋・主演オダギリジョーだそーな。
やっぱ、これってパラレルワールドものと言えるでしょうかね？
服装や建物や交通機関の無さを考えると、時代は昭和のはじめとか
大正の終わりとか、その辺の感じかなあ。
蟲の形態が色々あって、耳の話でちと『うずまき』を思い出して
ちょっとぞわぞわしたけど、おおむね生理的にはOKな感じです。（なんのこっちゃ）
イマジネーションがすごいっす。
お話の間に、作者の回想みたいな、おばあちゃんの話などが、読んで楽しいというか、不思議。
薄暗い空間や曖昧なものが、もっと沢山ある方が世の中豊かなんでは？と思ったり。
こんな感じで、これからもゆるゆると読ませていただきたいなあ、と切に願う。

036『原色日本行楽図鑑』あんまし『ガキデカ』は読んでなかったけどー。
旅ものマンガです。月刊スーパーアクションの４コマや、４ページマンガの連載と、
他の旅関連短編を集めた本。
装丁も駅弁みたいで楽しいものになっており、日本地図付き。
まじ笑えます。お膳とっくり男・・・。
どう考えても絶版だと思ったら、電子書籍になってた。
http://dl.rakuten.co.jp/shop/rt/prod/105009956/
http://www.ebookjapan.jp/shop/title.asp?titleid=4721

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今日でクドカンドラマ終わりだ。寂しー。