図書館で借りた村上本・山形本

ひとり「未読の村上春樹を読もう!キャンペーン中」につき、
国境の南、太陽の西』を読む。
そーゆーボタンの掛け違いは、あるある、と思うほどには歳はくってるがね。
なんかイマイチだな。寸止め。イケてる母はトーキングヘッズを聴くんすね。


『コンピュータの気持ち』by山形浩生も、読んでなかったんで読む。
こーゆー昔からの話を体系的に読むと整理がつくんで便利。OSXが出た頃まで。
小ネタが充実。
3.5インチのフロッピーはちっとも「floppy(ぺらぺらした)」でなくて、
昔の5インチのが(ドクター中松のやつ?)そんなだったんで、その名前だとか。
「ファイル」って何で単体のアイコンのものを「ファイル」と呼ぶのかとゆーと
昔はコンピュータ処理といえば、定型データ=レコードの大量処理が
主な用途だったので、レコードの束を「ファイル」と呼んでたのが、
処理内容の多様化で実態と変わっても、昔の名残りで「ファイル」と呼ぶだとか。


「フォルダ」とか「ファイル」って無意識に使ってたけど、ある日突然、
「ファイル」の意味を考えると、(これで良かったんだっけ??)と不安になって
「データ」と言ってみたりしたものだったが、「ファイル」で正解だったか。
スッキリー。


この本では、英語の堪能な山形氏にとっては当たり前すぎて言及されてないすが。
TOEIC日本一ってすげー。http://cruel.org/other/rumors.html
「データ」も、スペルの確認で辞書引いたら、「datum(資料)」の複数形なのな。
なんとなく物質名詞だと思ってたけど、意味からいけば可算名詞の複数形なのだ。

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MacMini入門・活用ガイド』で、気になりつつも、なぞだったのが「Automator」。
Photoshopとかのアクションみたいなもん?何が便利なん?と思ってたが
山形本のフォルダ階層の所を読んでて、これにスマート機能がついたからー、
もしかして写真ファイル大量読み込みの時に威力を発揮するのでは?と、ピコン。


写真整理はiPhotoでやるとして、読み込み前に1つのロール分にまとめて
ざーっとキーワードつき連番にファイル名を変更してしまう。
フォルダが複数でも、連番の開始番号を指定できるから、1つのフォルダにおさまる。
んで、読み込み。そしたらソートの時にキーワードでもいけるしね。
100枚単位のファイル名変更でも、ざくざくと高速処理してくれるんで、使えるぜ。


他にも機能はあったけど、イマイチ便利さが実感できないけど、そのへんは追々と。