独断と偏見の漫画100選/0069

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069『ソラニン浅野いにお 

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067『ソラニン 『流星課長』は京王線だが、こっちは小田急線。
青臭いっちゃ、実に、非常に、青臭いんである。冷静になってみれば。
きっと種田は流星課長になるくらいなら、死んだ方がマシと思ったのである。
・・・キツイ。
「まぁいいや。」の毒が回ったオトナにとって、その決めつけはキツイ。イタイ。
(や、流星課長は1回ブレイクしてるか。でも冴木を否定するし、やっぱアウト。)
コミックリュウで、『ネムルバカ』という作品があって、バンドやってる先輩が
「めちゃくちゃ堅くて厚い壁を一生懸命崩していても、天才というヤツが
いともあっさりその壁を越えていく、もしかしたら最初っから壁の向こう側に
生まれてるのかもしれない」とボヤくシーンがある。(by石黒正数
これって永遠のテーマだよな。
『お茶の間』では、ブレイクするが、それぢゃあお伽噺だし。ブレイクしなきゃ、
何が面白くてそんな話読まなくちゃなんねーんだ?って事になるし。
んで、2巻は救い篇。ほんと、「死んじゃうなんて、ずるいよ。・・・バカ。」だ。
それにしても、全2巻でさくっと終わらせるところが、エライ!スバラシイ!!
絵は、キレイです。きっと背景とかデジカメで撮ったものをトレスしてんだろな。
びしっと狂いがない。んで、被写界深度の浅い表現は、データ入稿なんだろーな。
まっ!何にせよ、バンドは楽しいっつー事で!(どんなまとめやねん。)

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小田急線は、初めて東京で就職した時、沿線に住んでた。(川のもっと向こう)
随分様子が変わっただろうなあ。
新百合ヶ丘って、駅前が荒野のようで、朝日とともに、ザッザッザッと住宅街から
通勤の人々の波が駅に向かっていた異様な光景が、今だに忘れられん。
おいしい焼き菓子の店があって、よく買っていたのだが、
のちに『美味しんぼ』を読んで、リリエンベルグって有名パティシエの店だったんだと
後で気づいた事よ。