『カムイ外伝』はやっぱり名作だ〜。

♪ひとり〜、ひとり〜、カムイ〜(カムイ〜)♪
図書館でとりあえず1巻読んだ。
カムイ伝』は歴史大河漫画なのだけど、『外伝』はどっちかとゆーと
忍者武芸帳』っぽく1話完結で。
忍者武芸帳』は色んなタイプの忍者が色んなタイプの戦いを外連味たっぷりに、
って感じ。(登場人物の敵・味方・一般人が最後までわからなかったり。)
『外伝』は、抜け忍で非人で追っ手がわんさか来て殺し続けることで生きのびるという
かなり過酷な話なのだが。追っ手も、術も色々で、これが面白いんですわ。


しかし、カムイの一人称って「おいら」だったっけか?
アニメではもっとクールな感じで「おいら」ではなかったような気が・・・。
年齢ももっと大人だと思っていたが、少年って感じだし。
記憶違いかなあ。むーん。漫画の方は、まるでサスケの数年後のようだ。


そして、読み進めていくと、どっかで見たギミックが。
これって『レジェンド・オブ・メキシコ』ぢゃん!いやいや、びっくり。
それとも、これってありがちなネタなのか??
こっちの話は、時代が時代なんで「道具」によるギミックではないんですが。
その後に、カムイが目をやられて、盲目状態での話が数話続くのだが、
ジョニー・デップの最後を思うと・・・って深読みしすぎだな。


『水鏡奇譚』の後書きにあった、木こり集団の中の少女の話も一巻にて発見。
あー、なるほど「エロさとストイシズム」と思いつつ、さすがの殺伐としたラスト。
ほんとに一話一話がやたら濃い。すげー。


ところで、『カムイ伝第二部』は、すでに完結していて『カムイ伝第三部』を
現在執筆中とのこと。(発表はまだ。)白土先生、がんばってください。
うー、第一部から読み返したい〜。

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自分も世界史、受験の時めんどっちそーなので選択しなかったクチですが、
(当時は必須でなかったし。)
今ごろになってやっぱ、勉強しときゃ良かったと後悔しきり。
生活の心配なく、時間もあって、勉強できる環境だったのにな。
ま、その分漫画読んでた訳だが。それはそれで得難いものではあったし。