猫毛の人に石けんシャンプーおすすめ。

髪の毛洗いながら、ふと、「弱酸性」ってどーしてあんなに宣伝してるんだろー?
と思った。体の汚れの脂肪分は酸性だから、アルカリで落ちるのに、
あえての弱酸性は、弱い力で、界面活性剤の力を借りて無理矢理落とすって事か?
開発した研究員の人たちは、自分の子供や孫に、「弱酸性」製品を、ほんとに
ガンガン使わせてるんだろうか?ほんとに体に良いと思ってんのかなー?なぞ。
別に化学の専門家じゃないから、ほんとのところはわかんないけどね。


子供の時からスジガネ入りの猫毛の自分にとっては、石けんシャンプーにして
ほんとに良かった。と思う。今のところ。


いわゆる昭和40年代以降の普通の家庭に育ったから、洗濯は合成洗剤、味の素は
ガンガン使う、シャンプーも普通の界面活性剤入り、で育ってますんで
猫毛の子供は、髪の毛にボリュームがなくてぺったりしていたのでした。


大人になって、色々知識も増えまして、東急ハンズで売ってた、ピンクの
無愛想なボトルの石けんシャンプーでトライしたが、臭いのせいで断念。
石けんでシャンプーした後のリンスのやり方もよくわかんなかったし。
その後も色々あって、30代半ばでやっと石けんシャンプーに移行できました。


剛毛で、髪の毛の量が多い人には、厳しいかもな。カーリーヘアの人とかも。
とにかく泡立ちは普通のシャンプーに比べると悪い。
しかし、基準をどちらに置くかだが、普通のシャンプーは良すぎるのだ。
いーかげんに洗っても、さっぱりするという事は、脂肪分を落としすぎるから。
その辺は、合成洗剤と洗濯石けんの議論と似てくるんだけど、力説すると
なぜかイデオロギーの問題っぽくなってしまうのがなぞだよな。(平和もしかり。)


移行時期は、洗い方に慣れなくて色々トラブルもあったけど、(フケっぽくなるとか)
今にして思えば、もっと分かってやってれば、トラブルもなく移行できたのにな、と
ちょっと後悔。割と情報ないし、実感としてわかんないとできないし、痛しかゆし。
結局、猫毛の自分は、石けんシャンプーに変えてからは、髪の毛にハリとボリュームが
出ましたです。ただし毎日洗わないとすぐに油っぽくなる。
でも、頭皮をマメにマッサージするのは、結果的によい事だと思うので、良しとしよう。