偶然にも「カノッサの屈辱」を観た。

夕べは、なるはや仕事が入ったので、だだだと作業して、一段落ついたんで
明日も作業だし、早くレム睡眠を取ろう、と思いつつ、なにげにテレビをつけたら
カノッサの屈辱」やってました。なつかしー!
さすがに最後まで観ると起きれないんで、後半は録画してさっき観た。


って、ちゃんと本放送時は観てなかったんだよな。1990年だろ。
あのころは仕事が忙しくて、家に帰ったらばったり寝て、朝になったらガバっと起きて
会社に行くって生活で、ビデオも持ってなかったし、深夜放送なんて観てらんなかったな。
番組表見たら来週の月曜日はやってなくて、?と思ったら、一夜限りの復活だったんすね。


おもしれ〜。しみじみ。でも世界史選択してなかったから、面白さは半分くらいしか
味わえないのがくやし〜。まさに、「受験勉強しました」って人の作り込みだ。
んで、作り込みが楽しそうなんだよな。チラチラ見える「話し中海」にぷぷぷと笑ってしまう。
そーいや20年前の最初の事務所の時、高級車用の自動車電話のデザインやってたんだよな〜。
新入りは横で見てただけだったが。その後ポケベルとか、コードレス電話とか。
IDOもあったあった、と記憶がよみがえる。トンデモ電話のデザインを量産させられた
IDデザイナーもいっぱいいたんだろーなー。


今回のは、携帯電話に絞ってたからポケベルはスルーされてたけど、あれはあれで一時代
築いていたからな。もはや謎の存在か。『童夢』にも出てくるけど、??と思われちゃうか。
それにしても、結局ドコモは使った事ないから、あの時宣伝してたヤツは不発だったのか、とか
このサービスに苦言を呈してたのか、とか、色々整理されて勉強になりました。


今回のはさすがに仲谷昇ではなかったが、(お亡くなりになっていました。合掌。)
エンドロールは当時のままか。オープニングは見てないけど、きっと当時のままだったんだろな。
仲谷昇といえば、『砂の上の植物群』ですが、例によって何の予備知識もなく小説を読んだ時には
「何これ、ただのエロ本ぢゃん。」って思ったことよ。昭和のしみじみとした叙情が味わえます。
映画はドアップと超引いたアングルと、暗かったりで、すごく苦心の跡が見受けられた。
・・・って、何のこっちゃ。ただ仲谷昇つながりで思い出したので。