U2の思い出。

夕べの番組で、ベッキーが24時間でヨーロッパを7カ国回る、とゆーのを見た。
とってもキュートでござりました。英語がさくっとしゃべれるっていいな。
しかしイタリアの田舎では英語が通じなくて買い物できず困ってるアメリカ人を見たんで
ヨーロッパでは英語が万能って訳でもないよーですが。
それはともかく、大急ぎで移動して飛行機に乗ったり、というのを見て昔を思い出した。


最初の事務所で、いきなりアメリカに荷物を届けろ、と言われて次の日に1人で行ったのだ。
海外はグループ旅行1回のみ。英語もロクに話せない。しかも、通関をさくっと通るために
(違法のブツの運び屋ぢゃないっすよ!なんか手続きを省略するだけで。)「某大企業の会議に
出席する」って入国の時に英語で説明せねばならんかったのだ。無謀。
で、1人で新宿を出発。成田でチェックインして荷物を預けて、そしたら安心して国内線気分で
空港をウロウロしてたのだ。そしたら出国手続き、手荷物チェックで長蛇の列。今なら飛行機の
時間によって、列を無視しても良し、と分かるのだが、1人で行くのがはじめてなもんで、
イライラしながらじっと列を待って、順番が来た時に職員の人に「なんでここにいるんだー!」と
叫ばれて、そのまま空港のジープみたいなのに乗せられて、超スピードで飛行機まで運ばれたので
あった。チェックイン済んでるのに1人来ないヤツを待ってたよーで。ちょー顰蹙〜。


その時、隣のシートに座っていたのは40後半くらいのアメリカ人のおじさんで、最初は会釈くらいで
特に会話もなかったのだが、入国の書類を配られて、手荷物に辞書を入れてなかったもんだから、
ちんぷんかんぷん。(そんなんで1人で行くなよ。)で、隣のおじさんに「Help me 〜」と助けを
求めたのであった。そしたらスッチー(外人)を呼んでくれて、色々身振り手振りで解決。
そっから色々話が盛り上がったのであったのだ。会話といえるレベルでなかったけど、意思の疎通は
できて楽しかったのである。食事の時のナフキンにお互いの似顔絵を描いたりね。
んで、どんな音楽が好きかとゆー話になり、その頃はTalkingHeadsやBrianEnoの初期とかあのあたりが
好きだったんで、そー答えたら、「U2は聴かないのか?U2は良いぞー」と言われたのだ。
U2は名前は知ってたけどな、聴いてなかったんだよな。
そのおじさんとは名刺交換して、(どっかの建築会社のバイスプレジデントだった。)それっきりだが。


んで、最近やっとU2を聴いてたりして。20年くらい放置かよ。気にはなってたんだけど、機会がなかった。
いや、良い曲多いよ。でもボノが趣味ぢゃない。(苦笑。)あと、ちょっとドラマチック過ぎるかな。