『ラザロ −LAZARUS−』が面白そう。

偶然見つけたんですが。
http://spiritualmovies.lomo.jp/lazarus.html
7月14日(土)〜8月3日(金)よりポレポレ東中野にて公開。
根性出して行くかな。


『丸かじりドン・キホーテ』のおかげでスペイン史のダイジェストが理解できた
のであるが、アウシュビッツの原型ってスペインの異端審問だったのか。
世界史知ってる人にとっては常識だったんだろーなあ。
(にょ。『カラマーゾフの兄弟』の作中物語は異端審問がモチーフかい。)
そして、新大陸の金銀がどうしてスペインを素通りして行ったのかも納得。
なんかこの辺のヨーロッパ史って面白そうだなあ。っつーか常識ですか?


いーかげん部屋の整理、と、本から手をつけたら『宇宙船地球号操縦マニュアル』
を発見。買うだけ買って、読んでなかっただよ。大海賊って何?ネットでは「寓話」
という意見が圧倒的であるが、ほんとのところどーなんだろー?
で、スペシャリストが生まれたのは、知識を分断するためで、総合して問題を考えるのは
大海賊だけでよいという陰謀なんだそーだ。専門分家=奴隷状態の少々おしゃれな状態。
ふーん、そうですか。
で、これまでが「タマゴ=全ての栄養を何も考えなくてもまかなえる」で、現在は殻を
破ったばかりの状態、操縦マニュアルをなんとか知恵を出して見つけ出さないと、
地球上で生き延びられない、という事だそーで。なるほど。続きを読むべ。


そして平行してこれまた未読だった『学校は死んでいる』byエヴァレット・ライマーも
読みかけ。イヴァン・イリイチとの対話から生まれた本で、現状の学校制度の根本を
批判。確かに「知識を習得する」事に限定すれば、現状の学校制度は効率が悪すぎ。
集団生活の規範を身につける云々って、優良労働者の生産装置か。んで、エリート選別
装置。非エリートは、自分はエリートでないと思い知るための装置。
これもいーかげん最後まで読まなきゃなー。