ハインラインはやはりハインライン。

・・・ですわー。買ってまで読む事もなかったぢゃん。実家帰るまで待てばよかった。
なんつーか、途中で結末がわかってしまったのだ。スレた大人になったもんだ。
小学生の時はあんなに『人形使い』が好きだったのに。しかし流石に小学生でも
『スターマン・ジョーンズ』の出世物語にはアゼンとしたものだが。
しかしなー。半ロリメカ好き工学系男子にはバイブル的な面白さなのであろうな。
好みの少女をコールドスリープで自分と釣り合う年齢に調整して起きるのを待つ、
なんて、男のロマンなのかもな。
一応タイムパラドックスは起こらないで、すべては予定通りに時間は流れる、という
言い訳がしてあった。しかしなあ、「見落とし」で済ますのはどーかと思うがな?


ハインライン作品って、どれを読んでも槇村さとる作品のように、同じ印象になっちまう。
これまで読んだ中で一番面白かったのは『輪廻の蛇』の「ジョナサン・ホーグ氏の不愉快な
職業」(しかも途中まで)だが、もっと面白いのはあるのかな。
と、なんとも有り難いリスト発見。
http://hajimen.fc2web.com/hein/list.htm
わかった風な事言うほど読んでなかったな。と反省。決して好きなタイプではないが。