手塚アニメいきなり最終回の日。

8月は日本映画専門チャンネルで手塚アニメをずっとやってたのは知ってたんだけど、
あんまし観てなくて、昨日8月31日で終了だったので、いきなり最終回状態に。
とりあえず「ワンサくん」最終回と「どろろ」ラスト2回と「ふしぎなメルモ
スト2回を観る。早起きすれば「海のトリトン」ラスト2回も観れたのに・・・。
くそう。トリトン観たかったなあ。25年前ならかぶりつきだっただろうに。
どろろ」以外は全部リアルタイムで観てた。子ども時代、どんだけアニメ漬けだったんだ?


ワンサくん」って、ミュージカルだったんだよな。「ママ〜、死なないで〜♪」ときて
カーテンコールで終了。この終わり方って、悲しいシーンから、笑って終われるものなのか?
色々考えさせられますなあ。


ふしぎなメルモ」は、成長した版のメルモがエロい、という印象しかなかったけど、
改めて観てみると、なかなか良い事言っとるよ。ママとの再会シーンも伏線が効いていて
ナイス。小学校の授業の性教育とか、変に授業するよりも、親子でメルモ観て話し合う方が
よっぽど効果的なんぢゃああるまいか?メルモの出産時にワレガラス先生から送られた
手紙が、特に感動的なり。生きるってこういう事だなあ。こういう正論を久々に聞いた、
というか、正論があって、ハズシがあって、人生が豊かになるのに。世の中にもっと正論が
必要なんぢゃあないのか?
そしてエンディング。リメイク版だったんで、絵は当時のままなのに歌が違っていたのである。
絵は記憶どおりなのに、歌が思い出せなくてうずうずしてたところ、帰省先で姉に聞いたら
「ゆめーを見るのはいーまー♪」と、少し思い出してくれて、多少イライラは解除された。
んで、ラストから2話目のみ、なぜか当時の歌詞が!(別の人の歌だけど。)スッキリ〜!
最終回も期待してエンディングを聞いたら、またリメイクの新しい歌に戻ってて、がっかり。
オープニングも、リメイク版だと「知ってる、かい?」のタメがなかったのが、がっかりだー。


どろろ」はマンガで読んだだけで、アニメは観てなかったんだよな。噂では聞いていたが。
やっぱモノクロだけど、絵はあんまし動かないけど、繰り返し多いけど、クオリティ高し。
そして、どろろに関するネタバレ(って、柴咲コウのキャスティング自体でバラしてんぢゃん。)
は、マンガでは結構手前でばれてたけど、アニメでは設定変えてたんかな?と思ったら、やっぱ
ラストで取って付けたように、そのように。マンガでは急激にマツゲが伸びたのにびびったが、
アニメでは、そこんとこ自然に受け流されてたので、ちょっと安心したり。
しかし、改めて、やっぱ手塚アニメといえば冨田勲だなー。ほげたらぽん、名曲〜!!
そして、お得情報は、「カルピスまんが劇場」初代作品であったとは。「ムーミン」の1コ前。


だーかーらー、仕事しろよ、自分。