無印冷蔵庫、続き。

もう少しどこにコストがかかっているのか、具体的に説明すると、

内側に回り込んだ折り返しまで、継ぎ目なしの一体モノで、均一の焼き付け
塗装だから。これ作りにくそうだし、結構コストかかってると思う。
普通だと、表面がプラじゃないにしても、せいぜいが鉄板部分は巻き付けで、
上下プラの部品で蓋をするかっこうで収めてるんじゃないかな。
だから表面に微妙にシール状の部品が出たりするけど。そしたら、そこのスキマ
に、微妙にゴミが溜まるのだ。
で、アールがついた表面とか多いけど、アールつけて上下固定すると強度が出る
ので、薄めの鉄板でもOKになる。ただしぶつかるとへこみやすい。
無印のは真っ平らだから、ある程度厚めの鉄板じゃないと、この形は作れない。
・・・と思います。
家電メーカーに勤めてた訳ぢゃないけど、まあ、メーカーのデザイナーが無印的
デザインを提出しても、さくっと却下されるのは容易に想像できるなあ。多分、
利益率少なそうだしな。メーカー製品のデザインに求められるのは、コスト安く
ぱっと見た目良く、だからな。パーマネントデザインが消耗品に多くて、家電や
乗用車に少ないのは、早く買い換えてもらわなくっちゃだからな。
て、わかっちゃいても、量販店の家電製品を振り切って、無印買うのは、結構
気合いが必要だった。金の有り余る生活なら、そんなに躊躇しないけど。ぐぐ。


って、そーいや、アマダナってどうだっけ?とサイト見てみたら、冷蔵庫は従来の
作りだった。それにしてもめちゃ高いなあ。デザインのポイントに木の素材を使っ
てるけど、木の部品にコストがかかってるって感じ?
どうもなー、メーカーのできないデザインではあるようだけど、それ以上の思想が
感じられないので、個人的にはあまり欲しいと思えない。
とかいって、現物は立ち上がった時に中目黒に見に行ったっきりなので、あれから
アイテムも増えてるし、文句言う前にまた現物見に行った方が良いかなー。
(すでに文句言う気でいたりして。)