印刷データは気を遣うでやんす。

あー、もー、何度入稿してもちっとも慣れねーよ。毎日印刷作業なら慣れるかも
だけど、タマに来るんで、一番疲れるパターンだ。
ちょっとした修正でもデータでちょこっとでもミスしたら、何十万もの損失だから
なあ。がーっ。自分で自分にプレッシャー。
(以前あほなミスを印刷・製本終わってから気づいて、タダ働きの上、15万くらい
かぶった事があった。でかい部数だとトラウマになってる。ピン職人はツラいぜ。)
結局今回、ブラックオーバープリントは自動でかかるから設定しなくてもよい、と
言われたら、やっぱり校正でベタにカゲつけた部分、80%スミアミまわりに白フチ
が残っちゃって、印刷でなんとかなりますよ、と言われたが同じ画面上に細かい
白抜き文字が結構あったんで、これはコワイなー、と、ここはオーバープリントに
設定した。印刷屋さんが言うには、グレイをオーバープリントにすると、色が濁る
ので、基本的にはオーバープリントはスミのみ、という事のよーです。
結局別の部分で、薄い地のベタにスミ80%文字のせもあったので、いったんデータ
提出した後に不安になって、オーバープリント設定して、データを再送したんだが、
濁るよ、と言われてムダ作業に。はああ。疲れる。
ほんとに、オーバープリントに関しては、印刷屋さんとよく相談しないと、知ったか
ぶりっこでは絶対ダメだな。毎回、印刷屋さん、お手数かけますって感じだ。
これで継続してばんばん発注すればよいけど、自分の場合はそーでもないので、手間
のかけ損であるなあ。だって、ここんちはEPSに変換せずに提出なのだ。だから設定
に気を遣う部分が、いつも出してる安っすい印刷屋とはまた違う訳で。神経使うー。
もー、これでミスなく納品まで行ってくれ。頼む〜。
しかし、ほんとにオーバープリントとか、トラップ処理とか、リッチブラック関係とか
職人オヤジの元で何ヶ月か修行したら何て事ない作業なんだろーなあ。
ま、どこで何の仕事したってどっかでケツ持たなきゃいけないんで、しょーがねえか。