いろいろメモ。

次の仕事にかからなきゃなのだが、特に指令も来てないのでうだうだ。


ミルハウザー『イン・ザ・ペニー・アーケード』読んだ。
面白かった。自動人形。とか、ガーリーな話(どこかのブログさんの表現。
ナイス!)とか。キャリアウーマンの悲哀話とか、ボルヘスみたいな話とか。
しかし一番笑ったのは『雪人間』。何?この高すぎる創造スキルは!住人の
全員(?)が森田とはぐ、いや、それ以上のレベル。
「僕は心中ひそかにその感傷癖を批判したけれど、二人の人間を並べるという
新機軸には感心した。」・・・何者だよ〜!素敵すぎる!そして溶けたら、
何事もなかったように日常に戻るのだ。写実って平和だったのね。その先は
不安になる訳か。深い。つか、作者の限界?(失礼すぎる。)
ある意味SF。だけど何も起こらないところがオシャレ。そしてこの文体。
訳者の意図というよりは、原文がそのようにレベルの高い英文が使われて
いたのだろうなあ、と思ったら、同じ作者で、子どもがベストセラー作家に
なって、早死にする話があり、ちょっとアルジャーノンも思い出した。
読んでみたいので、いつか図書館で借りれるといーなー。
つか、こういう小説こそ、原文でスラスラ読めればすげー楽しめるんだろな。


そして「たけくまメモ」でニコ動にアニメを語るアリゾナのじーさんの話が
あり、ついつい見てしまう。ううう。「風魔一族」って知らなかったよう。
時かけ」くらいしか見てないよう、自分。ハルヒも要チェックなのか?
「一日一読」さんだって好印象みたいな話だったし。で「アクエリオン」とか
主題歌しか知らないし。「地獄少女」はちらっと見たが、好みじゃなかったし。
じーさんのチョイスについていけない自分にショックだ。


で、ニコ動にログインしたついでにソワカちゃん見直したりして。
かねがね「発した言葉が実体化する」って、何か漫画で読んだよなー、と思って
いたのだが、ふと「黒のもんもん組」でとらじゃが「殺」とかもっと痛そうな
字を出せ、とかいってケリを入れていたよーな。実家に置きっぱだから、確認
できねー。