独断と偏見の漫画100選／0071

年末に買って読んでたんだけど、どーしよーかなー、と思いつつ。

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071『バイオの黙示録』諸星大二郎

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071『バイオの黙示録』モロボシ先生の現在。
ちょっちね、「ああ・・・空が青い・・・」とかはロマンチック過剰ですか、
という気もしないではないんだけど、大感動！とまでいかないけど、心に
ひっかかる1冊ということで。
これって膨らませばかなりなボリュームになるところを1冊のコンパクトな
形にまとまってるのはエコですなー。（冗談っすよ。）
やっぱりモロボシアーカイブは至る所に埋め込まれているのだが、現在的だ
と思ったのは、養鶏場の話か。
最近ナリユキで読んだ『感染列島』にもあった、あの養鶏場経営者、自殺の
ニュースはかなり衝撃だった。朝のワイドショーで第一報が入ったのを、
リアルタイムで見てたんだが、報道の残酷さをまざまざと見せつけられた。
ていうモチーフが、狂言回しのキャスターに活かされてる気がするのは、うが
ちすぎかしらん。
あと、昭和50年代のSFとか思い出したりするのだ。
かんべむさしの草食人間と肉食人間の話とか、小松左京の佇む人とか、あと、
もっと古いけど、トリフィドと第四間氷期？これ未読なんだよなー。
そうです。温暖化とかいってるけど、実は今は第四間氷期なのです。
幼女に蝶の羽が生えるのは、ちょっちサービス過剰という気もするが、そこを
スルーしないところもモロボシ先生の現在ということで。
陽明獣？というポーズもあり、生物都市のカップル？という場面もり、色々
読み込むと楽しいとゆーことで。んで、雑草のエロさは、流石だあ。
＜追記＞
ありゃ。養鶏場の初出は2000年だった。事件前だよ。まじでうがってました。
※ここに入ってる養鶏場の話は、当然『感染列島』の様に直接的ではないっす。

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さっき鳥山明の、浜崎あゆみイラストを見た。
鳥山明のファイティングポーズを見た！で、絶対ファンぢゃないね。冷徹。
＜追記＞憶測で人さまの事を断言してはいけない、と反省。ファンぢゃない
かもね？？に留めます。＜追記おわり＞
おおよその「鳥山イラスト」と聞いて想像するタッチと違う、予定調和でない
ところがすごいわ。クレームつくギリギリのラインっつか。やるなあ。