いろいろ。

高校の頃は、情報がなくて、しかも地方だとNHKFMくらいしかロック系
番組がなかったんだけど、数少ないロック番組をちまちまエアチェックして
カセットに入れて何回も聞いてたのでした。
んで、クリムゾンとかピンクフロイドとか、曲名とアーティストをメモって
あったのもあったけど、急に曲がかかってぱしっと録音した中には、全く
曲名もアーティストもわからないまま、繰り返し聞いてた曲もあり。
AC/DCは、この前判明したんだけど、また1曲、UFOの「ROCK BOTTOM」
だった事が判明。いやー、懐かしい。ソロの細かいとこまで覚えてたよ。
その手の曲は、まだあと何曲かあって、NHKFMの朝7時くらいからやってた
「朝のロック」(まんまの題名)とゆー番組でかかってたアカペラの曲。これ
キリスト系の曲だったような紹介だったけど、録音もないし、メロディーの
一部だけしかわからん。男一人のアカペラで、「あーあー、あーあー」って
「あ」だけの曲。これぢゃ探しようがないよなー。


時間がないとかいーながら、ユリイカの諸星本と、漫棚さんのところで見た
一ノ関圭の『茶箱広重』を購入。一ノ関本、もう1冊欲しいんだけど、手に
入りにくい状態になってるぞい。
ユリイカはなー、高い割にいつも期待以下なので、今回もやっぱ、食い足り
ないっすよ。悪いけど。リュウの諸星紹介記事の方が、色んな漫画家さんの
リスペクトとかもあって、読み応えあったよ?で、たけくまさんが編集に関
わってた『諸星大二郎 西遊妖猿伝の世界』(双葉社)の方が読みたいな、と
思ったり。難しい漢字が多くて写植屋さんに怒られたってのはリアルだなー。
最後の方にぞんざいなペンネームのぞんざいな記事があったけど、諸星の食、
といえば「視肉」出さなきゃモグリだろう。あと、あの鯉とか、生かしたまま
喰らうってゆーモチーフもノータッチだしなあ。まっいっか。
『茶箱広重』は、あまりに昭和な絵ズラにびっくらこいたが、確かにうまい。
繰り返し読むと、ますます良くなるので、これは考えがまとまったら100選
入りぢゃの。何て上から目線なのかしらん、自分。
一ノ関氏は、寡聞にして知らなかったのだが、デビューが75年。大友氏の
デビューが73年。大友氏とか高野氏とか、どーして江戸もの?と思ってた
のだが、一ノ関氏の影響ってのはどーなんでしょう?