ダシと素材は大事だよ〜。

という訳で、夕べは昆布とカツオできっちりダシ引いて煮物を作った。
やっぱダシがきっちりしてるとウマイわ。いつもダシを取った後のカツオと
昆布をどうするのか悩むのだが。その辺のサイクルをうまく回さないとなー。
人工ダシやたんぱく加水分解物って、サイクル考えないで安い素材にぱっぱで済む
から普及してるんだよなー。


さらに、衝動的にベシャメルソースでかぼちゃのグラタンを作ってみた。
そしてベシャメルソースのポイントは、最後の5〜6分、粉っぽさを飛ばすために
弱火で火を入れ続ける事と実感。これをやるとやらないでは結構味が変わる。
そして、今回牛乳の風味付けは省略したんだけど、これもやってたら違ってたな。
単純なミルク+小麦粉+バター味になってしまった。これはこれで美味しいけど。
かぼちゃは栗かぼちゃだったんで、単純にふかしただけ。で、ソースとチーズを
かけて焼いたのだが・・・。素材の味がモロだ。敗因は、スーパーの安物シュレッド
チーズを使ったことか。
まあ、かぼちゃの素朴な味で美味しいっちゃ美味しいが、ここにゴルゴンゾーラとか
パルミジャーノとかゴーダとか、ウマいチーズを使えば更に美味しくできる予感。
っつーか、いつもコンソメのせいで素材の味を壊してた事を痛感。
おそらく、牛乳の風味付けとか微妙な事しても、コンソメを入れた時点で、たんぱく加水
分解物で消されるな。味覚破壊、まさに。


前に、テレビチャンピオンでレゴ王の回で、天才高校生って人がデンマークの決勝戦
そこの料理を食べて「人工の調味料を使ってませんね。」みたいな感想を言ってた。
分かってるなー、と思った。抜いた料理を食べてれば、入ってる料理と入ってない料理の
見分けがつくようになるのだ。
日本で普通に力を抜いて「脱・たんぱく加水分解物」生活って難しいなあ。
やってる人はやってるんだろうけど、忙しいと頼ってしまう自分の修行が足りんだけか。
とりあえず、豆乳を練り込んだ〜♪とか、オコゲのスープ〜♪とかには振り回されねーよ!